2012年11月30日金曜日

石膏デッサン 参考作品 3

アトリエ ラポルトの講師と受講生の石膏デッサンの紹介です。





アグリッパ像
 画用紙(650×500),木炭
 
























闘士像 
 画用紙(650×500),鉛筆
 























ローマ婦人反面像 
 四つ切画用紙,鉛筆























キューピット
 A3画用紙,鉛筆

2012年11月21日水曜日

模写をする 7


いよいよ彩色に入ります。
以前紹介(8月30日のブログ)したモロー・ヴォアチエの本によると、ダヴィッドが使用した絵具は、下記のようになります。

Blanc de plomb, jaune de Naples, Jaune de chrom,(晩年に使用) Ocre jaune, Laque de gaude, Terre d'Italie naturelle, Ocre de ru, Orange de Mars, Vermillon de Chine, Cinabre,
Brun rouge, Laque de garance, Sienne bruiee,
Terre de Cassel, Noir d'ivoire, Noir de peche,
Outremer, Bleu de Prusse, Bieu mineral,

現在手に入らない絵具もありますが、できるだ
け近い色合いと組成のもので代用します。







顔から始めます。肌の下色を、シルバーホワイトにレッドオーカーで、実際よりも暗めに置いていきます。















移行部分のグレーは、下層を透かして作ります。
























顔の下色が塗り終わりました。
ここから、最も明るい部分を中心に、描き起こしていきます。



















2012年11月17日土曜日

マンドリンのある静物 4

「マンドリンのある静物」 が完成しました。


P15号

形と空間がしっかりと表現された力作です。

暗い背景から明るいモチーフを浮かび上がらせる、古典絵画でよく使われる手法で描かれていますが、全体的に彩度を高くして、色の対比を効果的に用いています。それは、下の画像に見るように、部分にも反映されています。













これまでに見てきたEさんのやり方は、時間はかかりますが、デッサンから始まって、各段階をきっちりとおこなうことによって、確実に仕上がる方法です。絵が濁ったり、鈍く見えたりして、お悩みの方は、一度試してみてはいかがでしょうか。



2012年11月7日水曜日

表紙を飾る

F4号(制作途中)

アトリエ ラポルトの最初の受講生で、支援者でもいてくださるYさんの風景画が、ご自身も会員であるカントリー倶楽部の機関誌の表紙を飾りました。























写真にはない、温もりのある表紙です。 テーマの「ゴルフ場の秋」が、ここでプレーされている方の視点で、自然に捉えられているだけではなく、構図や明暗の配置も、とてもよく考えられている秀作だと思います。