2013年4月14日日曜日

地下鉄ギャラリー展



4月13日(土)から5月2日(木)まで、都営新宿線の馬喰横山駅の地下通路ギャラリーで、アトリエ・ラポルトの作品を展示しています。

















このブログで、紹介した作品も展示していますので、近くにお越しの際は、ご覧ください。






























































































2013年4月11日木曜日

板に描く 2


グリザイユで、明暗とボリュームをつけたら、すぐに彩色に入りました。水性の地塗りなので、乾くのを待たずに描くことが可能です。





















週1回2時間半を、約10回でここまで描けました。筆の遅いS君にしては、早くできた方だと思います。平滑な板に描いた特徴が、よくでた作品です。













教室にあった、イタリヤ製の額縁に入れてみました。サムホールの小品ですが、立派な作品になりました。




2013年4月3日水曜日

板に描く 1

古典技法を研究中のS君は、今回初めて板に描いてみました。



基底材の板には、MDFボードの8ミリを使い、その上に兎ニカワ10%の溶液で、ハトロン紙を貼った後、同濃度のニカワ溶液に白亜(100ccに対して40g)を溶かして塗りました。(詳しくは、2011年9月のブログ参)

左が4度塗り、右が2度塗り





まずは、いつものようにカッセルアース(ブロックス社製)デッサンと明暗を追求します。

水性の地塗りは、油の吸収性が非常に高くなります。置いた絵具は、油を吸われてすぐに硬くなるので、次から次へと重ねることができます。慣れると短時間で絵を仕上げる事も可能になります。ただ、吸われ過ぎて描き難い場合は、加筆用ニス(ルツーセ)か、溶き油を塗っておくと良いでしょう。















カッセルアースで明暗が取れた後、シルバーホワイトで、明部を描き起こしました。