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アトリエラポルトの蔵書から |
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左から、1巻が「人体全体の解剖学」2巻が「表情編」3巻が「頭頚部編」 |
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アトリエラポルトの蔵書から |
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左から、1巻が「人体全体の解剖学」2巻が「表情編」3巻が「頭頚部編」 |
アトリエラポルトは受講生の方々に支えられて今年で13年目に入ります。今回はより良い学びの場となるように、最近ようやく購入できた石膏像を紹介します。
美術解剖学を学ぶ上で欠かせないのが「エコルシェ」(écorché .剥皮像)と呼ばれる像です。中でも最も有名ものが、新古典主義の彫刻家ウードン(Houston,1741-1828)が原型を作ったこの像です。
昔のヨーロッパの美術学校ならどこにでもあった像ですが、日本で販売されたことはなく入手は長年の夢でした。それが受講生Kさんの情報と助けを借りて、この度アトリエラポルトで購入することができました。
原型は等身大ですが、それを約75cmに縮小したものです。製作はアメリカのカプロニ コレクション(CAPRONI COLLECTION)で、石膏像作りの伝統と精度の高さではアメリカ随一と言われています。
日本で販売されているクードロン作のエコルシェよりポーズが自然で描きやすく、筋肉もわかりやすくできています。受講生のデッサンの目標にして頂ければと思います。
まずは、完成したエコルシェのデッサンにトレーシングペーパーをあてて、輪郭を写し取ります。
今回はエコルシェの石膏像を描いたデッサンを紹介します。
エコルシェ(Écorche)とは、直訳では「剥ぐ」という意味で、美術用語では人体の皮膚を取り除いて筋肉を表した像を指します。
人体の形を解剖学から学ぶために作られ、昔の西洋の美術学校には必ずあった像です。その代表的なものが彫刻家ウードン(Jean-Antoine Houdon.1741-1828)が作ったエコルシェです。(右写真)
残念ながら日本では入手困難です。
今回その内の1体にチャレンジしたのは、香港からの留学生A君です。
リッシェ作 「三美神」 |
著書の中のリッシェ自身によるデッサン |
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右上:西田正秋 「顔の形態美」 1948年
左下:西田正秋 「美術解剖学論考」 1944年
左下:中村不折 「芸術解剖学」 1929年
右下:藤島武二「解剖応用人物画法」 1941年
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柳亮監修 「芸用人体解剖図譜」 1944年 |