2012年4月6日金曜日

印象派の技法を取り入れて

印象派の技法を取り入れて、風景画の制作を試みているNさんの作品を紹介します。




女神湖 M12号




八ヶ岳 M12号





妙義山 F15号




印象派のイメージは、一般的に「見た印象をすばやくスケッチ風に捉えたもの」と考えられがちですが、モネの「積み藁」や「ルーアン大聖堂」の連作など、時間をかけて入念に絵具が重ねられている作品も少なくありません。アトリエでじっくりと構図や色の組み合わせを考えながら、自分のイメージする色合いに近づけていくのも楽しいものです。







 使用した絵具:
パレットには、スペクトル(虹の色)にできるだけ近い絵具を選んで並べています。

レモンイエロー、カドミウムイエロー、カドミウムオレンジ、カドミウムレッド、ローズマダー、コバルトバイオレッド、ウルトラマリン、コバルトブルー、セルリアンブルー、ビリジャン、カドミウムグリーンなど

これらの絵具にあらかじめ白を加えて、明るい系列のトーンを作っておくと作業がしやすくなります。

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