バラ園をされているKさんは、教室でも花をテーマに絵を描き続けています。今回は、ちょっと大き目の絵に挑戦です。その制作過程を追っていきます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiTMiKNX-KE4TZynGOalnOiFZgUDAgCbdb6TH7GPO8eeflY0-ur2EyxieEZIkWbtG3dVbty_j1cVDPU465ClcvClFKfSv8by1FKQxaH4d_IkBk2O4MboD75Is14_UmsxYtIHCcdwL1Q8Ig/s320/%E7%94%BB%E5%83%8F+013.jpg)
遠近法の枠を使って、できるだけ正確にデッサンをします。
遠近法の枠を使う時のコツは、対象のアクセントの位置を、点でキャンバス上に取り、その間をフリーハンドで結ぶようにすることです。すべての輪郭を、枠の升目で追っていこうとすると、大変な時間がかかる上、かえって狂いやすくなります。
鉛筆デッサンができたら、薄く溶いたテールドカッセルで、デッサンをなぞって定着させ、明暗を付けていきます。
影の形や面積、その位置関係は、絵を構成する上で、とても重要です。ただ対象の影を付けるのではなく、影を含めた暗い形を、抽象的にどのように配置するべきかという見方が必要です。この段階で、時間をかけてよく考えながら明暗を付けていくように勧めました。
0 件のコメント:
コメントを投稿