![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgq3H0xw0rTsep_Tq0bxgxcU-uPwb6aT8Kk2pSzJaVo4MCP4ya-y5-Ch_rap3fcFNtejhhfyObHvoLNg3u8rPkT1xlg56SAJOqfOQwM5-wrToeFQj83KLelwietopEg_KewaWfdGEkM90U/s320/%E7%94%BB%E5%83%8F+002.jpg)
石膏像のグリザイユを描いてきたTさんが、色を使って描いた最初の作品を紹介します。
サイトサイズ法で描いているTさんは、いつものようにモチーフと同じ位置に、キャンバスを垂直に設置して、デッサンをしました。
ダイレクトペインティングの手法で、モチーフに近い色を直接置いていきます。
ダイレクトペインティングは、絵具が新鮮なうちに、仕上げていくのが基本です。そのため、仕事時間に合わせて、部分的に出来上がっていくことになります。
ダイレクトペインティングは、上層と下層の乾燥ムラが少ないので、ツヤ引けや退色が起こりにくいメリットがあります。
反面、一度に、色と明度を合わせるのは、とても難しい作業です。長い期間に渡り、デッサンとグリザイユで、形と明暗法を学んできたTさんだから選べた方法と言えるでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿