今回は19世紀初めにフランスで描かれたダヴィッド派の肖像画の模写を紹介します。
模写にはさまざまな方法がありますが、勉強としての模写は単に原画に似せるのではなく学ぶ目的を持って取り組むことが大切です。
今回の模写では、クラシックな油絵のもつ絵具の「透明・不透明」「厚い・薄い」の効果的な使い方や、「温かい・冷たい」と言った微妙な色合いの変化を使ったモデリングを学ぶことを特に重視しました。
その目的から名画とは言えませんが、19世紀前半に描かれたダビィッドに近いオーソドックスな技法で描かれたアトリエラポルト所蔵の肖像画を使いました。
背景から着色していきます。
背景と服に色がついた状態です。
次に肌の固有色を塗ります。
肌色はイエローオーカー、レッドオーカー、シルバーホワイトをベースに作り、そこにバーミリオンとマダーレーキを加えて色調を合わせます。
19世紀初頭にフランスで制作された肖像画の模写 キャンバスに油彩(410×318) |
初めまして。解説記事の要望というかリクエストです。私は18世紀のフランソワ・ブーシェなどのロココ期の絵画を志望しているのですが、ロココ期の絵画を解説したものがありません。模写の動画などもうますぎるアラ・プリマ技法だけしか流れておらず描き方を非常に知りたいです。具体的にはブーシェの「絵画の寓意」に見られる画中画のような状態からどうやって描いているのかと、ロココのソフトエッジがどのように叶えられているのか知りたいです。都合が合いましたらご解説お願いします。
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