![](http://4.bp.blogspot.com/-_WHft265mTY/Ud-uPJVFrDI/AAAAAAAABwQ/9pToR92F0uk/s320/%25E7%2594%25BB%25E5%2583%258F+004.jpg)
石膏デッサンの描き方に疑問を持って、私たちのアトリエに入られたKさんの、2作目の石膏像を紹介します。
今回は胸像の「フレンチ」です。前回の「キューピッ」に比べると、動きの少ないシンプルな像ですが、顔や髪の毛のモデリングなど意外に難しい像です。
![](http://2.bp.blogspot.com/-D3pz5NNctF0/Ud-uRJp1yII/AAAAAAAABwc/p0smh01zmcc/s320/%25E7%2594%25BB%25E5%2583%258F+015.jpg)
F10号サイズの画用紙に、鉛筆で描きました。
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「フレンチ胸像」 530×460 画用紙に鉛筆 |
![](http://2.bp.blogspot.com/-4D8SlgRSJKc/Ud-uUnqllAI/AAAAAAAABw8/1MlE8AJK0Z8/s320/%25E7%2594%25BB%25E5%2583%258F+019.jpg)
午前午後の通しで制作され(5時間)、約3回で仕上げられました。
![](http://1.bp.blogspot.com/-vyhwRwWLaYo/Ud-uUPa9AxI/AAAAAAAABw4/_TCk4i--sxY/s320/%25E7%2594%25BB%25E5%2583%258F+018.jpg)
大きな形のボリュームを保ちながら、細部まで良く描き込んだデッサンになりました。
ただ、制作過程を見ていると、まだ現実の陰影を追い過ぎて、明部のモデリングが濃くなり過ぎる傾向があります。背景の白さに比べて、石膏像の明部が明るく感じられるようにするには、形を表すのに不要な陰影を思い切って取り除き、より解剖学的に正確なモデリングで、形のボリュームを表す練習が必要です。
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