最初にキャンバスと同じサイズの画用紙に構図を考えながらデッサンしました。
描き上がったデッサンをキャンバスに転写するために、デッサンの上にトレーシングペーパーを置いてなぞります。
写し取ったトレーシングペーパーの裏から、油絵具のレッドオーカーをペトロールで溶いたものを塗り、乾いてからキャンバスに合わせてボールペンでデッサンをなぞると転写できます。
いよいよ着彩に入りますが、対象を見て描く写実絵画ではモチーフの配色が重要なポイントです。今回は初めてなのでカラフルなモチーフを多く使うわずに、グリザイユの延長として、支配色(ドミナントカラー)の背景を中心に、反対色(トニックカラー)のモチーフを置くシンプルな色構成にしました。
使用した絵具は、ネープルスイエロー、イエローオーカ―、レッドオーカ―、バーントアンバー、カッセルアース、ウルトラマリン、ヴィリジャン、ランプブラック、シルバーホワイトです。
転写したデッサンにカッセルアースで影をつける事から始めました。
背景から色を決めていき、オブジェの描写へと移りました。
0 件のコメント:
コメントを投稿