東京上野の西洋美術館にブグローの代表作とも言える絵が展示されているのをご存知でしょうか?
表記には、「寄託」となっているところから西洋美術館の持ち物ではないようですが、まさにブグロー円熟期の作品です。
ブグロー(William Adolphe Bouguerau.1825-1905)は、19世紀フランスのアカデミズム絵画の巨匠で、その画力は驚異的なものがあります。
生前は大変な人気を誇りましたが、死後は新たな絵画表現の隆盛の中で忘れられた画家となっていました。ブグローの再評価のきっかけとなったのは、1984年にパリのグラン・パレでおこなわれた大回顧展です。これがその時のカタログです.
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