2025年1月10日金曜日

自然光で見るブグロー

 現在上野の国立西洋美術館ではモネ展が開催されていて(2/11まで)連日チケット売り場には行列ができていますが、並ばずに入れる常設展を目的に来る方は少ないかもしれません。

でも今回紹介したいのは、その常設展でモネと同時代に活躍したブグローの作品展示です。


前回この作品を見た時は、暗い部屋でスポット照明でしたが、今回は2階の自然光の入る明るい場所で、ブグローがアトリエで描いた時に近い状態で見ることができます。


ブグローは印象派の色使いに影響を受けていますが、その絶妙な取り入れ方がとても良くわかります。


ブグローの秀作が、このように常設展示(入場料500円)でいつでも気軽に見れるのはとても嬉しいことです。他にもブグローの少女像の代表作やボナ、エンネルなど19世紀のアカデミックな画家に興味のある方にはお薦めの展示です。モネ展の行列にうんざりしたら、是非こちらをご覧ください。(隣の部屋にはモネの作品もあります。)


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