2020年7月13日月曜日

中間色の紙を使ったデッサン 

今回は中間色の紙使ったデッサンの制作例を紹介します。

ピカソ14歳の石膏デッサン 1895年
中間色(その多くはグレー)の紙に、白(チョーク)と黒(木炭やコンテ)で描くデッサンは、西洋では古くからおこなわれていて、その例はピカソの美術学校時代の石膏デッサンにも見ることができます。 明暗をつけて形のボリュームや空間を表すには合理的でやり易い方法ですが、なぜか日本の美術教育の中では普及しませんでした。
アトリエラポルトでは、この方法を線をベースにしたデッサンと油彩グリザイユを繋ぐ過程として取り入れています。

使用画材:
ミタント紙(キャンソン社製431番)
木炭(伊研No.980)
チャコール鉛筆
 (ゼネラル社製2B・6B・白)
擦筆
練り消しゴム

















*作品サイズは、すべて545×370です。






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