2020年3月21日土曜日

桜を描く

今回は、アトリエラポルト創設当初から来て頂いているK.kさんの作品を紹介します。

昨年ご自宅近くの桜並木を取材して描かれた15号のエスキースから、30号の作品にしました。





スケッチからアトリエで創作する際は、何らかの表現上の意図がないとスケッチ以上の魅力のある作品にはなりません。

この作品では、Kさんと話し合った上で、印象派の色彩理論をベースにトーンの系列(gamme:音階)をできるだけ合わせる方向でアドバイスをおこないました。








桜並木 (F30号)


週1回の受講で約4か月かけて仕上げました。影の明度を出来るだけ上げて全体的にハイ・キーにしてトーンを合わせました。結果としてエスキース以上に明るくて色彩的な絵になったと思います。 

ご自宅で営業されているカフェに飾れば、お店も一層華やぐことでしょう。




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