前回に引き続き額の修復課程です。
ゴールドフィンガーで塗った金色が輝き過ぎるので、周囲に合わせてグラファイトの粉末で古色をつけました。
やはり指につけて金色の上から擦りつけます。
絵を入れるにあたって、修復前は額に絵が直接紙テープで付けてあったので、新たに泥足を作りました。
泥足をつけた額に絵を入れた状態です。
裏蓋には通気のために穴を開けてあります。
これでこの絵のすべての修復作業が終わりました。
しばらくの間アトリエラポルトの教室に掛けて皆様に見て頂きたいと思います。
近くにお越しの際はお立ち寄りください。
*公開期間 2024年1月10日〜31日 水曜日〜日曜日の13:30〜16:30