2011年10月7日金曜日

ポール・セルジエの色彩論によって 4



パレットの中央に黒いテープを貼って、右側に暖色系の絵具、左側に寒色系の絵具を並べ、お互いを混ぜ合わせないよう注意する。 

絵具は必要な絵具だけを出して使うのではなく、常に全色をスペクトルの順序に従って置くように心がける。 














空は、全体としては青い寒色の扱いであるが、部分的には暖色を並置して(特に雲の明るいところなど)、単調にならないようにする。













空との色彩的な対比を考えながら、暖色系で建物の着彩を進めていく。















影の部分も、ただ明度を落として暗くするのではなく、光の当たっている明部との色彩的な対比を考えながら決めていく。

0 件のコメント:

コメントを投稿