全体に一通り絵具がのったら、細部を描き込んでいきます。
どこまで細密に描写するかは、作者の表現の領域ですが、古典の名画を見ると細部は、筆触や色のニュアンスなどで巧みに「暗示」させています。離れて見ると非常に精密に描かれている絵が,近くで見ると意外にあっさり描いているので、驚くことがよくあります。
部分を描き込み過ぎて、全体のバランスが崩れないように注意が必要です。
最後にハイライトを加えて、光と質感を強調します。
途中で休んだ日もありましたが、週1回のペースで半年以上かかって完成です。(ちょっと時間がかかり過ぎですが・・・) 初めて試みた技法だったので、戸惑うこともあったと思いますが、非常に完成度の高い作品になりました。次回はもっと短期間で作品が仕上がるといいですね。楽しみにしています。
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