2012年10月17日水曜日

マンドリンのある静物 2


デッサンに,かなり時間がかかりましたが、構成を含めたデッサンが十分にできていないと、どんな技法を使っても、良い絵にはなりませんし、途中で飽きてしまうものです。納得のいくまで、デッサンすることが大切です。













転写したデッサンをもとに、テールドカッセルで影をつけた後、シルバーホワイトで明部を、描き起こしていきます。



















いわゆるインプリマチュア(デルナーの「絵画技術体系」参照)を、施した下地の上に、そのまま固有色を塗っても、なかなか綺麗に発色してくれません。 

















白い層を、明部の彩色層の下に置くことによって、発色させやすくなります。また、暗部とのコントラストも明瞭になります。
















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