人物デッサン、とりわけ裸婦デッサンというと、日本ではクロッキーを指すことが多いと思いますが、西洋の過去の文献やそれに準じたクラシカルドローイングをおこなっている現在の欧米の美術学校を見てみると、固定ポーズでかなりの時間をかけて制作しているのが分かります。
アトリエラポルトでもこれに倣って、固定ポーズで最低でも6時間(20分ポーズ×18回)かけて1枚のデッサンを描くようにしています。
また照明も一方向から当て、はっきりとした光と影で、形や空間を捉えやすくしています。
昔の西洋の美術学校で、解剖学や遠近法や明暗法などの知識を徹底的に教えた理由が分かります
限られた条件のもとですが、アトリエラポルトは少しでもそこに近づけるように受講生と共に研鑽していきたいと考えています。
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