サイトサイズ法もそのような研究の中からTさんが選択した方法で、教える側にとっても初めての経験となり、とても勉強になりました。
方法
1.デッサン用紙を、モチーフが横に見えるようにして、垂直に配置する。(原寸大は真横に配置)
C.Bargue. “Drawing course”より |
2.モチーフとデッサン用紙の真中に立ち、左右の端を結んだ長さの1.5倍以上の距離をおいてモチーフを見る。 見る位置が決まったら床に印を付け、そこから常にモチーフを観察し、各ポイントを平行に用紙上に移動する。
4.つづいて錘をつけたひもで、モチーフの垂直線上のポイントを測り、用紙上に移動し、モチーフの各部の位置関係が正確に描けるように補助線を引いていく。
4.つづいて錘をつけたひもで、モチーフの垂直線上のポイントを測り、用紙上に移動し、モチーフの各部の位置関係が正確に描けるように補助線を引いていく。
5.常に立ち位置からモチーフとデッサンを見比べながら描いていく。
油彩グリザイユ(シルバーホワイト、アイボリーブラック) |
サイトサイズ法は、直感に頼らないで、対象をよく観察してデッサンができる非常に優れた方法です。 石膏像や静物、ポートレイトなどの比較的小さい作品を描くのに適しています。
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