Kさんは、公募展の入選をめざして、教室で大作の制作に励んでます。
今回は、50号の人物画の制作過程を追っていきます。
インプリマトゥーラを施したキャンバスに、デッサンを転写してテール・ド・カッセルで陰影をつけ、シルバーホワイトで、明部を描き起こす。
シルバーホワイトのみで、肌を中心に描き起こし、中間のトーンはオプティカルグレーで作る。
服と背景は、シルバーホワイトとテール・ド・カッセルで、実際の明度より明るめに描く。
現実の空間再現を求めるためには、明暗法による構成が重要です。手間はかかりますが、この段階の作業をしっかりとしておくことが必要です。
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