2011年11月18日金曜日

公募展をめざして 1

Kさんは、公募展の入選をめざして、教室で大作の制作に励んでます。

今回は、50号の人物画の制作過程を追っていきます。



インプリマトゥーラを施したキャンバスに、デッサンを転写してテール・ド・カッセルで陰影をつけ、シルバーホワイトで、明部を描き起こす。















シルバーホワイトのみで、肌を中心に描き起こし、中間のトーンはオプティカルグレーで作る。



















服と背景は、シルバーホワイトとテール・ド・カッセルで、実際の明度より明るめに描く。















現実の空間再現を求めるためには、明暗法による構成が重要です。手間はかかりますが、この段階の作業をしっかりとしておくことが必要です。

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