2013年3月15日金曜日

バラの連作

バラ園を経営されているKさんは、教室でもバラをモチーフに描かれています。

今回は、Kさんが、ダイレクトペインティングの手法で描いた作品を紹介します。




ダイレクトペインティングは、対象の色をパレットで調合して、直接置いていく方法で、画面上での絵具の塗り重ねで描いていく古典技法とは違って、短時間で描くことができます。色彩感覚が良く、達筆のKさんには、ぴったりの方法だと思います。




右の絵は、リモージュの花瓶に活けたバラで、P8号の大きさです。約10時間(4回分)で描き上げました。












これは、ウエッジウッドのブルーの花瓶に活けた赤いバラで、背景を寒色のグレーにしました。

F4号のサイズで、7時間半((3回分)で仕上げました。













上の絵と同じモチーフで、背景を暖色の赤で描いてみました。
















P4号 赤いバラ

ダイレクトペインティングの良さがでた作品になりました。作者の息づかいを感じるような筆触で、バラの花の輝やいた印象が捉えられています。


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