石膏デッサンの描き方に疑問を持って、私たちのアトリエに入られたKさんの、2作目の石膏像を紹介します。
今回は胸像の「フレンチ」です。前回の「キューピッ」に比べると、動きの少ないシンプルな像ですが、顔や髪の毛のモデリングなど意外に難しい像です。
F10号サイズの画用紙に、鉛筆で描きました。
「フレンチ胸像」 530×460 画用紙に鉛筆 |
午前午後の通しで制作され(5時間)、約3回で仕上げられました。
大きな形のボリュームを保ちながら、細部まで良く描き込んだデッサンになりました。
ただ、制作過程を見ていると、まだ現実の陰影を追い過ぎて、明部のモデリングが濃くなり過ぎる傾向があります。背景の白さに比べて、石膏像の明部が明るく感じられるようにするには、形を表すのに不要な陰影を思い切って取り除き、より解剖学的に正確なモデリングで、形のボリュームを表す練習が必要です。
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