この度、伊牟田経正先生の画集が刊行されました。
60年代から現在に至る画業が、大作を中心に77点オールカラーで編纂されています。
対象を徹底的に見て描くことによるリアリティの追求、それらの組合せによって生まれる見えないイメージの表出の半世紀にわたる変遷をたどることができます。
「伊牟田経正作品集」
26㎝×24㎝
オールカラー印刷
日動出版製作
5,000円(別途送料500円)
購入をご希望の方は、下記のメールアドレスに住所・氏名・電話番号・部数を明記の上お申し込み下さい。
imutabook@gmail.com
また、4月12日(木)から15日(日)まで、東京銀座の洋協ホールで、この作品集の中から代表作20数点を展示する「伊牟田経正展」が開かれます。
70年代に写実表現の旗手として画壇に登場して以来、細密描写と斬新な表現で注目を集めてきましたが、その裏にはグザビエ・ド・ラングレの「油彩画の技術」をベースにした深遠な技法研究と実践が秘められています。制作から40年以上も経った作品の堅牢性と、驚くべきマチエールの美しさを見ることができます。日本における乾性油に樹脂を加えた溶剤による “ウエット オン ウエット” 技法の貴重な作品群の展示ともいえるでしょう。
「伊牟田経正作品集」より
60年代後半
70年代
80年代
90年代代
2000年以降
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