2012年9月7日金曜日
2012年9月5日水曜日
人体デッサン 参考作品 1
裸婦デッサン研究会(6月のブログ参照)で描いた、人体デッサンを紹介します。
キャンソン・ミタント紙(550×370)
チャコール鉛筆, 白コンテ鉛筆
キャンソン・ミタント紙(550×370)
チャコール鉛筆, 白コンテ鉛筆
上のデッサンの部分
四つ切画用紙
鉛筆
キャンソン・ミタント紙(550×370)
チャコール鉛筆, 白コンテ鉛筆
キャンソン・ミタント紙(550×370)
チャコール鉛筆, 白コンテ鉛筆
上のデッサンの部分
四つ切画用紙
鉛筆
2012年8月30日木曜日
模写をする 3
ここで、もう一度模写の目的についてまとめておきます。
アトリエ ラポルトでは、勉強のためにする模写は、下記のことが重要だと考えています。
1.原画の制作過程をできるだけ尊重して行う。
2.そのために、画家や作品の資料をできるだけ集め、構図法や様式、技法などを調べる。
3.画材も、可能な限り原画に近いものを使用する。
4、単に写真のように似せるのが目的ではなく、原画のもつマチエール(絵具の厚み、透明・不透明、筆触など)や、ヴァラー(明度)と色のデリケートな変化(寒色・暖色)や、モデリング方法などを学び取る。
5.原画のヒビや変色などの傷みは模写しない。できるだけ描いた当時の状態を想定して模写をする。
右は、18~19世紀のフランス絵画の技法書の一例。

ダヴィッドの画集から。
エボーシュ(下描き/粗描き)の状態がよく分かります。

ダヴィッドの技法について、日本で出版された文献の中では、大正14年に出版された石井柏亭編集による「画の科学」に、Moreau-Vauthier “Comment on peint Aujourd'hui” の一部が訳されていて、ダヴィッドの使用絵具についての記述があります。
また、制作方法については、昭和26年に訳されたグーリナの「画家のテクニック」に、短いですが参考になる文章が載っています。
アトリエ ラポルトでは、勉強のためにする模写は、下記のことが重要だと考えています。
1.原画の制作過程をできるだけ尊重して行う。
2.そのために、画家や作品の資料をできるだけ集め、構図法や様式、技法などを調べる。
3.画材も、可能な限り原画に近いものを使用する。
4、単に写真のように似せるのが目的ではなく、原画のもつマチエール(絵具の厚み、透明・不透明、筆触など)や、ヴァラー(明度)と色のデリケートな変化(寒色・暖色)や、モデリング方法などを学び取る。
5.原画のヒビや変色などの傷みは模写しない。できるだけ描いた当時の状態を想定して模写をする。
| 左上:Watin 1755年 右上:Piles 1684年 左下:Bouvier 1832年 左下:Merimee 1830年 |
右は、18~19世紀のフランス絵画の技法書の一例。
ダヴィッドの画集から。
エボーシュ(下描き/粗描き)の状態がよく分かります。
ダヴィッドの技法について、日本で出版された文献の中では、大正14年に出版された石井柏亭編集による「画の科学」に、Moreau-Vauthier “Comment on peint Aujourd'hui” の一部が訳されていて、ダヴィッドの使用絵具についての記述があります。
また、制作方法については、昭和26年に訳されたグーリナの「画家のテクニック」に、短いですが参考になる文章が載っています。
2012年8月22日水曜日
2012年8月17日金曜日
模写をする 2
基底材のキャンバスは、原画と同じ位の布目の物を選びます。
H君は、クレサン製の中目のキャンバスにしました。
この時代のフランスの地塗りは、中間明度の有色地塗りが主流で、大きく分けて2種類あったと考えられます。
左側のセリューズ(鉛白)に、レッドオーカーを混ぜた暖色系と、右側のセリューズ(鉛白)に黒(ランプブラックやチャコールブラックなど)と少量のレッドオーカーを混ぜた寒色系です。

今回は、原画の背景から推測して、寒色系の地塗りをすることにしました。
キャンバス表面の油分を、サンドペーパーか溶剤を使って除去した後、油抜きしたシルバーホワイトに、ランプブラックと少量のレッドオーカーでグレーを作り、ダンパートマン(ルフラン)などのメジュームを加えて練り直し、パレットナイフで平滑に塗りました。

模写の大きさは、美術館では許されないことですが、原画と同じサイズにした方が勉強になります。
今回は、原画を痛めないように注意しながら、トレーシングペーパーで転写しました。
H君は、クレサン製の中目のキャンバスにしました。
この時代のフランスの地塗りは、中間明度の有色地塗りが主流で、大きく分けて2種類あったと考えられます。
左側のセリューズ(鉛白)に、レッドオーカーを混ぜた暖色系と、右側のセリューズ(鉛白)に黒(ランプブラックやチャコールブラックなど)と少量のレッドオーカーを混ぜた寒色系です。
今回は、原画の背景から推測して、寒色系の地塗りをすることにしました。
キャンバス表面の油分を、サンドペーパーか溶剤を使って除去した後、油抜きしたシルバーホワイトに、ランプブラックと少量のレッドオーカーでグレーを作り、ダンパートマン(ルフラン)などのメジュームを加えて練り直し、パレットナイフで平滑に塗りました。

模写の大きさは、美術館では許されないことですが、原画と同じサイズにした方が勉強になります。
今回は、原画を痛めないように注意しながら、トレーシングペーパーで転写しました。
2012年8月8日水曜日
模写をする 1

すでに画家として活躍しているHくんが、今回は、模写に挑戦しています。
そこで、H君の模写の過程を報告するとともに、模写について考えてみたいと思います。
原画は、アトリエ ラポルト講師所有の19世紀初頭の肖像画を選びました。
作者不明の作品ですが、テクニックと様式からみて、ダビッド派の流れを汲むものかと思います。
![]() |
| 原画 |
![]() |
| 原画部分 |
模写にも、さまざまな方法があります。日本人で数多くの模写をルーブル美術館などでおこない、模写による勉強の重要性を唱えた画家に、高田力蔵氏(1900~1992)がいます。
![]() |
| 1983年に東京日本橋三越で開かれた「高田力蔵 西洋名画模写作品展」カタログより |
1983年に開かれた模写展のカタログは、高田氏の模写の全容を知るばかりではなく、模写の方法や、美術館での模写の手続きのやり方などが詳しく書かれていて、とても参考になります。
その中で、序文を寄せたジャック・マレシャル氏(フランス美術館総局選任修復家)は、模写には、ルーベンスなどが行ったような作品への自由な解釈の模写と、経年変化による退色や汚れ・傷みまで模写する盲従的な模写と、基底材の選択や品質から下塗りの色調まで考慮し、原作の制作過程を尊重して行う模写の3通りがあると書いています。そして高田氏の模写は、この中の3番目の方法に依っていることを賞賛しています。
アトリエ ラポルトでは、この高田力蔵氏の考えを継承して、H君の模写へのアドバイスをしたいと思います。
2012年8月3日金曜日
石膏デッサン 参考作品 2
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