2.キャンバスにデッサンを、トレーシングペーパーを使って転写し、テールドカッセルで定着させる。
4.基本色のシルバーホワイト、イエローオーカー、レッドオーカー、バーミリオン、ランプブラックで明部の色を置いていく。 暗部は、レモンイエロー、ローズマダー、ウルトラマリン、テールドカッセルの混色で作る。
5、基本色で、どうしても再現できない色調には、そのつど新たに絵具を加えていく。
完成: 週3回で約3ヶ月かけて出来上がりました。明暗と彩色を分けておこなうこのやり方は、時間はかかりますが、確実に仕上がるすぐれた方法です。 Eさんには、初めての体験でしたが、忍耐強く制作に取り組まれた結果、油絵具の特徴を生かした深みのある空間と、輝くような発色の絵になりました。今後の制作のベースになれば幸いです。
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